【今週の注目TOPIC】
< 首相官邸/政策会議より >
今週の動きは特にありませんでしたが、先週に引き続き、注意喚起としてパブリックコメントをご紹介します。
上陸審査手続や在留審査手続の円滑化…インバウンド観光客向けでしょうか?
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=315000063&Mode=0
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000248704
認定証の写真を省略できるようにする……要は、デジタル化により、出入国の手続きをスムーズに、というコトだと思われます。
公布、施行共に、令和5年3月17日(予定)だそうです。
さらに、技能実習法のプチ改正です。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=315000062&Mode=0
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000248484
以下、2点抜粋します。
(1)事務所内告知物は、事業所内のみならず、ネットで公表せよとのこと。
第52条第15号
十五 事業所内の一般の閲覧に便利な場所に、監理団体の業務の運営(監理費の徴収を含む。)に係る規程を掲示すること。
→インターネットを利用した公表を義務付ける等の措置
(2)特例措置撤廃
入国後に行うこととしていた一部講習を入国前に実施している場合には、入国後講習の総時間数を技能実習の予定期間全体の12分の1以上から24分の1以上に短縮する特例措置
→ココはそもそも”ギリ”狙いとか、グレーの人以外は、元通りなだけで気にするまでもありません。
公布日:令和5年3月(予定)
施行期日:令和5年6月1日
< 法務省 >
今週の動きは特にありませんでしたが、先週に引き続き次の情報を取り上げます。
フィリピンもDMWが本格始動
https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho06_00842.html
あぁ、向こう側もまたルールが変わっていきますね……(しかし、「移住」労働者大臣とは)。
< 出入国在留管理庁 >
2023年2月15日、第3回技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議が開催されました。
https://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/03_00060.html
今回も興味深いILOやOECDのヒヤリング資料が公開されています。
また、監理団体の許可に関する情報も更新されています。
【公表情報(監理団体一覧、行政処分等、失踪者数ほか)】
https://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/nyuukokukanri07_00138.html
以上、定点観測でした。