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【dekisugi】「外国人材 定点観測」2023年3月 第1週号

【今週の注目TOPIC】

< 首相官邸/政策会議/パブリックコメントより >

今週の動きは特にありませんでしたが、先週に引き続き、注意喚起としてパブリックコメントをご紹介します。

先日ニュースにもなりましたが、「高度人材、年収が2,000万円以上であり……」の紹介です。

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=315000064&Mode=0

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000249270

“未来創造人材(3つの主要な世界大学ランキングのうち2以上において上位100位までに掲げられている大学を卒業(大学院の修了を含む)した日から5年を経過していない者)であって、20万円以上の預貯金を有する者が行う就職活動及び起業準備に係る活動”

さまざまな細かいコースメニューが増える一方です。

 

また、EPAの特例延長滞在についても紹介します。

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000249257

特例的に、1年間(令和2年度に入国したインドネシア・フィリピン・ベトナム人看護師・介護福祉士候補者については1年6か月間)の延長を認めるそうです。

 

< 法務省 >

法務大臣閣議後記者会見の概要

令和5年2月28日(火)

https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00391.html

自民党は、(本月)22日の法務部会で、政府の入管法改正案を了承しました。

強い非難の中、しっかり押し通す意思を感じます。

どこまで、のように改正されるのか、大変興味深いですね。

 

 

< 出入国在留管理庁 >

今週の動きは特にありませんでしたが、先週に引き続き、注意喚起として有識者会議の内容と、報道・個票資料を紹介します。

有識者会議(第2回)議事要旨

https://www.moj.go.jp/isa/content/001391180.pdf

タイムラグはありますが、公表されています。

第1回同様に、実に興味深い内容です。

色々と気遣いされているのでしょうけれども、書面から読み取るには、この時点で全面廃止とまでの意見は、出てきてはいません。

 

2023年2月20日 報道・公表資料

「現行入管法の課題」を更新しました。

https://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/05_00005.html

https://www.moj.go.jp/isa/content/001390378.pdf

TOPページのアナウンスにも並んでおり、あらゆる場所にアナウンスが貼ってあります。

興味深い内容で、要するに「課題」という表現で、1点のケースの人権ばかりにフォーカスするのではなく、これだけ「課題」がありますよ……という認識を、強く広めてもらいたいとみます。

さらには、ルール違反者を帰国させず野放しにして被害者を量産して良いのか?と問うています。

 

ルールは、万人に公平平等なものである一方、誰一人置き去りにしない社会を目指す(多様性は尊重されるべき)。

この矛盾を抱え、頭脳労働の質が問われている「今」なのかなと考えます。

 

2023年2月20日

監理団体の許可に関する情報を更新しました。

【公表情報(監理団体一覧、行政処分等、失踪者数ほか)】

https://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/nyuukokukanri07_00138.html

先週分の行政処分を追いかけて反映しています。

 

以上、定点観測でした。

 

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